お待たせしました。報酬体系です。
金を求めてくる人は信愛には向いていません。
が、きちんと自分と家族を養えて、来る開業に向けて希望が生じるような待遇でなくてはなりません。小さなクリニックですので、高給はだせません。
下記すべて支給額であり手取り(税や社会保険等差し引き後の受け取り額)ではありませんのでご留意ください。
■基本給 毎月100万円を保証(研究日を1日とり週4日勤務の場合は80万円)。ボーナスはなし。健診等自費診療や予防接種業務、雑務代は全て基本給に含みます。これは手取り額ではなく、支給額です。手取り額は税金・社会保険が天引きされますのでご留意ください。
■インセンティブ 下記のようにスライディングスケールを考えてみました。
先生個人が達成した月あたりの保険点数売り上げで計算します。何を売り上げとするかは話し合いで明確にあらかじめ定義します。
下記は例えば月売り上げ額が270万円だったとすれば、200万円を超える50万円分に対して10%、250万円を超える20万円分に対して20%のインセンティブが適用され、インセンティブ合計は5万円+4万円で9万円ということになります。
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月個人売上額 |
枠下限を超えた分に |
フルスケール額 |
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200〜250 |
10% |
5万円 |
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251〜300 |
20% |
10万円 |
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301〜350 |
30% |
15万円 |
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351〜450 |
40% |
40万円 |
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451〜550 |
50% |
50万円 |
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551〜 |
60% |
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月あたりの個人売り上げが丁度400万円だったとすれば、その月の給与(支給額)は
100万+5万+10万+15万+(50万円×40%=20万円)=150万円 ということになります。 年間でいえば年収1800万円ということです。
月あたりの売り上げ400万円ということは(健診・雑務除く)、患者一人あたりの単価を5000円と計算すれば
400万円÷5千円=800人。月20日診療したとして一日40人の計算になります。
これくらい売り上げる力があれば開業して何とかやっていけます。
これでは組織にふんだくられている!と感じますか?
実際これはかなりパートナーDrを優遇したレートになっていると思います。
あと数年で経営をまわしてみると、よくわかります。
勤務医時代には経営感覚がないので、『こんなに売り上げているのに、給料はこれだけなんて!』と私も憤慨していたものです。
実際には売り上げ=人件費なんてとんでもない!変動費があって、人件費の他の管理費、固定出費があって、人件費がある。そして組織が負担する人件費は給与+社会保険や年金が含まれます。そして最大の勘違いは、医者は自分が保険点数を売り上げている、と思っていますが、実はその背後で事務スタッフが受付をし順番を整理し、診療介助を行って、検査や点滴指示を実行し、会計をして、事務作業をして、レセプト業務を遂行し、保守点検清掃をおこなってはじめて医者が診療可能になっているのです。みんなの分を医者は代表してうけとっている、と考えるべきなのです。
したがって、世間一般では自立した社員(組織とイーブンな関係の社員)は給料の3倍を売り上げる、といわれています。営業マンなら5倍です。それ以上を売り上げると組織に貢献していることになるのです。医師の場合は、給料の5倍が目安ですが、9倍という説もあります(科によって設備投資などが高額な場合)。
要は当院に貢献いただいた経済は、十分Dr個人に還元され、さらに組織に留保された資金により開業立ち上げのプロジェクトがまわってゆくわけです。
これが経営の現実です。
詳しくはパートナーとして経営を学ぶ際に勉強していただきます。
ちなみに信愛クリニックの会計は参加Drに対して完全にオープンにされます。
ガラス張りです。
そして常勤のDrの教育費(信愛での教育プログラムのための研修費)は組織が負担します。年間で200万円近くになると思います。学会などの参加費は組織に明確な貢献があると思われる場合は組織負担が承認される場合もありますが、原則個別相談となります。